教員は目を通さなければならない文書が多すぎる。膨大な量のクセに、重要なポイントは少ししかない。こっちは1分1秒を争う仕事をしているわけだ。そんな教員にとって、神のツールが登場した。NotebookLMだ。
簡単にいうと、「めちゃくちゃ頭の良い人が、自分の代わりに文書を読んでくれて、こっちの質問に嫌な顔ひとつせず完璧な回答をしてくれる」サービスである。Googleが提供してくれたAIツールである。Googleは、なぜ神なのか。
1分1秒を争う教員のために、さっそく紹介していく。
NotebookLMは教員の秘書
秘書というのは、自分の業務を効率的に遂行するために雇う人材である。
NotebookLMを使うということは、無料で秘書を雇っていることと同義になる。いや、そこら辺の秘書よりも優秀である。秘書は5年程度の経験年数だと300万円〜400万円らしい。400万円の価値を無料で手に入れることができる時代に生まれて良かった。
ちなみに、業務を効率的に遂行する上で、教員は仕事術を磨き上げることも重要である。自分の労働環境を最適化することが1分でも早く退勤することにつながるからだ。
前置きが長くなったが、このNotebookLMは、教員の働き方に衝撃を与える。
NotebookLMは何ができる?
何でもそうだが、私は「無料」だ大好きだ。サブスクまみれの人生は御免だ。ってことで、NotebookLMは無料なんだ。(2024年8月現在)
で、何ができるん?って話。
難しい文章を簡単に理解: 複雑な文章を要約したり、質問に答えたりできる。
情報整理の効率化: 複数の資料から必要な情報を抽出し、整理することができる。
文章作成のサポート: 文章のアウトライン作成や、文章生成を支援してくれる。
文科省や都道府県教委からの通知、各種研修会で事前に読むべき文書、研究授業のための学習指導要領の熟読・・・など、教員は1年間に膨大な文書に目を通すことになる。実際、真面目に全てに目を通していては、毎日0時に退勤するハメになるので、そんなことはできない。
もちろんChatGPTでも、PDFの要約や概要説明等は課金をすればできるみたいだ。だが、課金はしたくない。ChatGPTは無料で活用するのが一番である。
そして、何度もいうが、NotebookLMはもちろん無料である。ありえない。
NotebookLMで学習指導要領を読み込ませて質問をしてみる
このように、まるで友達とLINEしているかのように質問ができる。大きく違うのは、友達とは違い、全く気を使うことなく無限に質問することが可能ということだ。
今回は面倒くさかったので、中学校の道徳科しか読み込んでいないが、PDFは複数読み取らせることができる。
ちなみに、自分が作成した修学旅行の細案と、各体験場所から配布されたPDF資料を全て読み込ませて、「修学旅行についてなんでも知っている秘書」を作り出し、壁打ちしながら理解を深めていく、みたいな運用も可能。実際、壁打ちしていくとAIが優秀すぎて、自分が作成した文書のミスまでわかってしまう。
ちなみにNotebookLMは回答の保存もできる
実際、使っていくとわかるのだが、NotebookLMは、メモアプリのような感じなんだ。最初にPDFを読み込ませて、文書に対する質問をしていく。その中で、「あ、これは後でまた見たい!」というような内容は保存しておくことができる。それが、上の画像の通りだ。
この画面を見たらわかるように、メモアプリのように普通のメモも可能。読み込ませた文書に関わるメモをしておくことができるので便利。
こんな感じで、NotebookLMを使って仕事を爆速で終わらせていきたいものだ。
NotebookLMなど、効率的に働いて早く帰ろう
早く家に帰りたい。でも、ちゃんと仕事は終わらせたい。
効率的に仕事を進めていくしかないわけだ。今回のNotebookLMのように、便利なものを使い尽くして、どんどん教員の仕事を効率的にしていってほしい。そんな願いを込めて、私は本ブログの運営に協力している。
ということで、効率的に仕事を進めるヒントとなる記事を以下に示していく。
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