中学校 道徳 指導案【富士山を守っていくために】授業実践

本記事の授業

  • 教材:富士山を守っていくために(教育出版)
  • 内容項目:D 自然愛護
  • ねらい:富士山が世界文化遺産に登録された経緯を知り、人間と自然との関わりについて考え、自然を守るために自分ができることを探していこうとする実践意欲と態度を育てる

私の道徳の授業はロイロノートにて授業を実践しています。

参考になれば幸いです。

目次

メモ書き指導案

なお、今回は発問の2つ目である

◯自然を大切にするとはどういうことか

という発問については、口頭で発問した際に、生徒から積極的に回答が出てきたのでワークシートで記述させる必要がなかった。

発問1:今まで自然に感動した経験を挙げよう

生徒の回答

  • 空に雲が一つもなかった時
  • 初めて登山をして、頂上に着いたときに見た景色が感動した
  • 夕方、空が紫色やピンク色のような色になっていて綺麗だった
  • 木の匂い
  • 鹿の群れを見たこと
  • 紅葉が散ったとき、綺麗だなと思って感動した
  • たんぽぽが一面に満開に咲いていたのを見たとき
  • 川釣りに行ったときに魚の群れが泳いでいるのを見て、綺麗で感動した

ここでは、生徒とのやり取りの中で「自然が大切である」という認識を確認していく。

生徒たちが通う学校は、自然が溢れている地域でもあるので、自然を大切にしたい意識の高い生徒たちが多かった。

中心発問:守りたい身近な自然はあるだろうか。また、そのためにできることは何だろうか。

生徒の回答は上記のワークシート例に記載した通りである。

その中で「ゴミ」についての記述が圧倒的に多かった。

ポイ捨て、ゴミを多く出さない、リサイクルを心がける

などの回答が多く出た。

そこで、ゴミはなぜ出るのだろう?という補助発問をした。

それに対する生徒たちの回答は以下の通りである。

生徒の回答

  • みんなが無駄なものを買うから
  • 物に溢れているのに、さらに買ってしまうから。
  • 大量生産を繰り返すから。

大量生産社会は、消費者が必要以上のものを買うからであるということに気づくことができた。

生徒たちは「必要以上のものを購入することは、自分にとっても地球にとっても良くない」という意見が出た際に、共感の声があがっていた。

振り返り

生徒の回答

  • 自然を守ることは地球を守ることにつながり、自分達の未来のためになるということがわかった。
  • 自然についての知識を身につけると、自然を愛することにつながると思った。
  • 自分にとって必要なものを必要な分だけ買うことが、自然保護につながることがわかったので、行動したい。
  • 自然があるからこそ、人間は豊かに生活できるということがわかった。
  • 不要なものはリサイクルだけでなく、誰かに譲るなど、シェアすることも一つの方法だと思った。
  • みんなの考えを聞いて、ゴミのポイ捨て以外にも自然を守る方法はたくさんあるんだな、と思った。
  • 思ったよりも自然を守ることは身近にできるんだと思ったので、行動に移したい。

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この記事を書いた人

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