【新年度】学級開きでやってはいけない10のこと 担任必見

こんにちは!今回は新年度の学級開きで気をつけていただきたいポイントを10個にまとめてご紹介します。

これを知っておけば、4月からの学級経営がぐっとスムーズに進んでいきます。「やってはいけないこと」と聞くと少し怖い印象ですが、内容は実践しやすい具体例ばかりです。

新年度に向けて、ぜひ参考にしてみてください!

特に「学級担任だけでなく、学校現場が初めてなんです・・・」という初任者の先生の不安や悩みを解決するために書いた記事も以下に貼っておきます!

目次

学級開きでやってはいけないこと①静寂を待たずに話し始める

子どもたちがざわざわしている中で話を始めると、「騒がしい状態でも先生は話し始めるんだ」と認識されてしまいます。

その結果、指示や説明が届かなくなり、学級運営に支障をきたします。

話を始めるときは、教室が静寂になるまで待ちましょう。「ここだけは譲らない」という姿勢が、学級全体の規律を育てます。

以下の指示をして、全員が顔を上げて教師の方を見てから話し始めると良いですよ!

効果的な指示

・手を膝に置いてください。

・体をこちらに向けてください。

・顔を上げてください。

学級開きでやってはいけないこと②叱らない

「叱ることが苦手だから」と、子どもたちの問題行動を見て見ぬふりしてはいけません。

叱るべき場面で叱らないと、教室の秩序が保たれなくなります。

子どもたちは「先生が何も言わないなら、好き勝手やってもいい」と受け取り、学級が崩れていく原因になります。

適切に叱ることも、担任として大切な役割です。

学級開きでやってはいけないこと③ずっと叱っている

一方で、叱り続けるのも問題です。

常に叱られる環境では、子どもたちが心を閉ざしてしまいます。

「この先生には何を言っても無駄だ」と思わせてしまうことも。

叱るときと褒めるときのバランスを意識し、子どもたちとの信頼関係を築いていきましょう。

学級開きでやってはいけないこと④ネガティブ発言をスルーする

教室内でのネガティブな発言をそのままにしておくと、雰囲気が悪くなり、子どもたちが不安や傷つきの原因を抱えることになります。

ネガティブ発言を放置せず、きちんと向き合いましょう。

ただし、完全にネガティブ発言をなくすことは不可能です。人間ですからね。

むしろ、それを建設的に扱いましょう。「みんな、こういう言葉どう思う?」と考えさせていくことが大事です。

学級開きでやってはいけないこと⑤初日から完璧を求める

新年度が始まってすぐに「完璧な学級運営」を目指しすぎるのはNGです。

子どもたちはまだお互いに慣れていない状態ですから、徐々にルールや目標を定めていくことが大切です。

「もっとこうしたらいいのでは?」という意見がたくさん出てくることはチャンスです。

その子どもからの意見を親身になって受け止めていくことが「この先生、話を聞いてくれるんだな」と思ってくれることにつながります。

一歩ずつ進める気持ちを忘れずに。

学級開きでやってはいけないこと⑥子どもたちに無関心

子どもたち一人ひとりに興味を持つことは、学級運営の基本です。

「この先生は自分たちに興味がないんだ」と思われると、学級のまとまりが生まれません。

朝の挨拶やちょっとした会話を通じて、積極的に子どもたちと関わりましょう。

ちなみに、私は子どもの些細な変化などの記録をiPadで書いています。以下の記事を参考にしてみてください!

学級開きでやってはいけないこと⑦ルールを曖昧にする

学級のルールが曖昧だと、子どもたちは何をしていいのか、してはいけないのか分からず混乱します。

ルールは具体的かつ分かりやすく伝えましょう。

また、ルールを作る際には子どもたちの意見も取り入れると効果的です。

ルール作りの原則

子どもの考えの中に「正しさ」はある。そこを引き出すこと。

具体的には「どうしたらいいかな?」と問うこと。

そこから、翌日以降「みんなの意見を聞いて考えたんだけど・・・」と教師が語る。

学級開きでやってはいけないこと⑧自己紹介が形式的すぎる

担任の自己紹介が形式的すぎると、子どもたちとの距離感が縮まりません。

趣味や好きなことなど、少しプライベートな話を交えると親しみを感じてもらえます。

「親しみやすい先生」だと思ってもらえる工夫をしましょう。

学級開きでやってはいけないこと⑨初日からスケジュールを詰め込みすぎる

新年度の初日は緊張感が高いものです。子どもたちのペースを考えずにスケジュールを詰め込むと、疲れやストレスを感じさせてしまいます。

初日はリラックスできるアクティビティや話し合いを中心にするのがおすすめです。

スケジュールに余裕をいかに持てるか、は子どもとの関わりの余裕にもつながります。仕事術を磨いていきましょう。

学級開きでやってはいけないこと⑩子どもたちの意見を否定する

新しい環境で子どもたちは不安や期待を抱えています。

その中で意見や提案を否定されると、学級への不信感を抱いてしまうことも。

まずは意見をしっかり受け止める姿勢を見せましょう。

まとめ

以上が、新年度の学級開きで「やってはいけないこと」10選です。特に、静寂を待たずに話を始めることや、叱るべき場面で叱らないことは、学級運営の崩壊につながりやすいポイントです。逆に、これらを意識して改善するだけで、学級がスムーズに回り始めるきっかけになります。

新年度のスタートを成功させるために、ぜひ参考にしてください!

ちなみに学級担任の先生に向けた記事を以下にまとめておきます。担任の先生方のお仕事の助けになれば幸いです。

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この記事を書いた人

▶︎元中学校の先生
▶︎業務効率化で先生方の力になりたい
▶︎iPad、MacBook、iPhoneが大好き
▶︎夫の実体験も発信中
↓業務効率化についてInstagramで発信中!

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