こんにちは、ゆん(妻)です。
最近は夏休みなので、普段なかなか会えなかった友人と会い、酒を飲んだり、バーベキューをしたりしていました。
そこで、久々に友人と会話をしていてふと感じたことがあります。
それは、「抽象化思考」がかなり会話を楽しく、面白いものにするということです。
逆に、事実だけが並んでいく会話って、つまらないなぁと感じました。
なぜなら、事実自体には、その人の思考が入っていないからです。
人との会話が楽しい理由は、人が何を考えているかを知れるからだと私は思っています。
だからこそ、抽象化の価値が高いと思ったので、記事として残していこうと考えました。
それでは早速、内容に移りましょう!
抽象化とは?
抽象化の対義語は具体化ですよね。
抽象化の意味は「言葉の意味を広げていく」といったところです。
抽象化の例
(具体)サンマ→魚→生き物(抽象)
以上のように、抽象化というのは、意味の範囲を広げていくことです。
これを会話の中で行っていくことが、確実に会話を楽しくします。
では、会話が楽しくなる理由に移りましょう。
抽象化が人との会話を楽しくする理由
例えば、映画を見に行った後に「映画楽しかったね!」という感想は、よくあると思います。
しかし、「楽しかった」という事実だけで終わらせてしまうともったいないです。
その映画が、どうして楽しいと感じたのかを考えていくことが重要です。
その映画が楽しいと感じた理由を友達や恋人と話すことって、結構楽しいものです。
感動の共有にもなります。
自分以外の人と共感をしたり、自分になかった考え方で物事を見ていることに面白みを感じたり、楽しみ方が広がります。
そして、それは自分にとっても良い点があります。
それは、自分が楽しいと感じるものを言語化しておくことによって、自分にとって楽しいものを選択できるようになります。
どこか、感覚的に人間は生きてしまうので、自分の価値観を「なんとなく」理解している程度だと思います。
しかし、自分にとって、どんな映画が楽しいと思えるのか、を抽象化しておけば、今後自分が映画を見たいと思ったときに、よりよい選択ができるでしょう。
抽象化する力の鍛え方→感動の言語化
普段から、自分が心動かされたことをひたすら言語化することが重要です。
自分の喜怒哀楽に対して「なぜ?」「どうして?」と問うことが大事です。
- どうして、こんなに楽しいのだろう
- なぜ、こんなに怒りを感じているのだろう
- どうして、喜んでいるのだろう
- なぜ、悲しいと思ったのだろう
ふとしたことでも、iPhoneのメモアプリに書いても良いし、iPadで日記を書くのも良いと思います。
自分の感覚を言語化することで、人と話すときにも共感を呼びやすい言葉が出てきやすくなります。
また、抽象化することを習慣化することで、会話の中で共感を生みやすくなります。
実際に、前田祐二さんが書かれた『メモの魔力』の中に、抽象化ゲームという遊びがありました。
以下のような内容です。
抽象化ゲーム
「AとはBである」というお題を決めて、二つの共通点を見出すゲーム
前田さんの例では、「人生とは小籠包である」というお題から「表面には見えない内なる熱い部分がある」という抽象化をされていました。
なんでもいけますよね。
- 恋愛って、スノーボードと一緒だよね
- 組織とは、絵の具である
- 野球って、iPhoneと同じだよね
みたいな感じで、お題を決めて、そのことについてみんなで話すだけでも、相当楽しいです。
まとめ:抽象化思考を鍛えよう!
抽象化を習慣化していくと、アイデアも生まれやすくなります。
アイデアとは既存のもの同士の組み合わせである、と色々な本でも書かれていました。
発想力を鍛え上げることは、人生を間違いなく楽しくすると思います。
ぜひ、皆さんも「抽象化」を習慣にしてみてください!
この記事を書くうえで、参考にした本です!
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