グーグルのクラスルームは現在、多くの学校でも活用されていることでしょう。
実際に使ってみると、「ロイロノートの方が便利だ!」ということで、活用しなくなってきている雰囲気もあります。
ただ、活用の仕方次第でかなり教育効果がありそうですので、紹介します。
生徒の家庭学習のモチベーション向上に使う
ここでは集団心理を活用します。
実際、受験勉強やテスト勉強は団体戦です。個人のモチベーションが学級全体に広がっていきます。
例えば、アプリで学級のクラスルームを作り、テスト前や受験シーズンに「毎日寝る前に翌日のTo do Listを投稿しよう!」という声かけをしたとします。もちろん、強制ではなく任意です。
そして教師は「明日のTo do Listを投稿しよう!」とスレッドを立てておくだけ。(予約投稿もできるので便利です)
そこに、生徒が夜寝る前に翌日のTo doを投稿します。
ここでポイントなのは、別にやる気がないという子どもも興味本位で見にくるということです。周囲の人が翌日頑張ることをリストアップしているのを毎日目の当たりにすることで、少しは「やらなきゃな」という気持ちが芽生え始めます。それだけでも大きな進歩です。
一人で戦うよりも、みんなで戦うことがモチベーションにつながります。
「そんなの自律していないだろ!」という教師の意見もありそうですね。ただ、最初から自律している人なんかいません。少しでも「勉強しようかな」というきっかけになればいいんです。
連絡事項はクラスルームにも残す!
生徒への朝の会、帰りの会、ホームルームなどでの連絡で「重要なもの」はクラスルームに投稿しておくと便利です。
生徒がクラスルームを見る習慣ができれば、自分でスケジュールも理解して動けるようになります。
見通しを持って行動することは大人になっても重要です。
また、教師も生徒に何を伝えたのか、いつ伝えたのかが明確にデータとして残るという点も良いです。
まとめ
グーグルのクラスルームはたくさん活用の仕方があります。
グーグルフォームでアンケートを取ったり、提出物を管理したり。
ただ、今挙げた点などは、ロイロノートでもっと便利にできてしまいます。
クラスルームはオンラインでの学級でのやりとりを気軽にできるものという捉え方が最も良いかもしれません。
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