子どもの評価物が多すぎて管理が大変…
ノートにプリントにワーク…
何か良い方法はないかな…
こういった悩みを解決します。
本記事の内容
ロイロノートの提出箱が便利である3つの理由【評価を効率化】
記事の信頼性
現役中学校教員9年目。
研修部長としてiPadを活用した授業実践を積み重ねてきました。
日常的にロイロノートを使用して授業をしています。
1年間、自校の先生方にロイロノートを使って実践してもらい、提出箱について便利だった点をまとめました。
実際に授業に使ってみたレビューを紹介します。
読者さんへのメッセージ
本記事は「評価物の整理が大変だから、何か良い整理の方法が知りたい!」という方に向けて書いています。
ノート、ワーク、プリントなどを回収する場合のデメリットは以下の2点です。
- 物理的なスペースに困る
- 紛失のリスクがある
ロイロノートであれば、全くそういった心配はありません。
本記事を読めば、提出物管理について困ることはなくなります!
では、さっそく見ていきましょう!
ロイロノートの提出箱が便利である3つの理由

では、さっそくみていきましょう!
便利な理由①:提出物をいつでも簡単に見ることができる

生徒の提出物を一覧で見ることができるから
視覚的にも、かなり便利です!
以下の通りです!
このように、一覧になって見ることができるようになっただけで、業務の効率がかなり上がりました。
実際、先生方にも提出箱の使いやすさについて聞いてみると、以下のような声を聞くことができました。
先生方の声
- 気軽にプリントを提出させることができるようになった!
- 提出物を簡単に確認できるようになった!
- 提出物の回収、返却の時間がなくなった!
正直、提出をさせるということはチェックをするということなので結構大変なんですよね。
そして、ノートもワークも返却をしなければならないので、時間との戦いになります。
もし、放課後に他の業務が入った瞬間に、提出物をチェックする仕事の時間がなくなるので残業確定です。
これがロイロノートだと、いつでもチェックできるので便利なんです!
まずは提出箱に提出させましょう!
簡単なまとめ
返却時間に追われず、自分で仕事の時間がコントロールできるようになるので、業務が大幅に効率化される。
便利な理由②:生徒間での意見交流をさせやすくなった
この画像は道徳の授業での「主人公の私に共感できる?」という発問に対して、テキストを提出させた一覧です。
- 共感できる→赤
- 共感できない→青
という感じで、テキストを提出させました。
視覚的に、立場が一瞬で色分けされているので、見やすく、全体交流もしやすいです。
先生方の声
- 一気に全員の考えを共有することができて便利!
- 全体交流の時間が深まりやすくなった!
今までの授業は「個人思考→グループ交流→全体交流」という流れがよく見られるパターンだったと思います。
このパターンのデメリットは「全体交流」が「時間をかける割には深まりづらい」という点にありました。
しかし、ロイロノートの提出箱のおかげで、全体交流の質が向上しました。
なぜなら、子どもは学級内の全員の考えを手元で知ることができるからです。

iPadで知ることができるのは、
そんなに大きなメリットなの?
簡単にいえば、
「自分の考えを持つ時間ができる」
といった感じです。「

口頭による発表という聴覚情報よりも、テキストによる視覚情報の方がしっかりと理解ができます。
今までの全体交流は「他者の発表を聞いた上で思考する」ので、この交流方法自体が、正直、発達段階的に厳しい子どもがいます。
しかし、ロイロノートの提出箱にはテキストの一覧が共有されるので、視覚情報によって思考することができます。
つまり、子どもが自分のペースで思考することができるということです。
簡単なまとめ
提出箱を共有することで、全体交流の質が上がる!
便利な理由③:授業や単元ごとに簡単に整理できる
提出箱の名前を「単元名・提出物名」にすることで、評価をする際に便利になります。
「何の単元の何をさせたのか」がわかりやすく並んでいるおかげで、評価をする際の効率が大幅に上がります。
日頃から提出箱の名前を整理していきましょう!
まとめ
ロイロノートの活用は、授業自体の質の向上だけでなく、教員の業務効率化にもつながります!
ぜひ、皆さんも「提出箱」を上手に使用して、評価の効率化をしてみてください!