教育

オンデーズ田中修治から学ぶ 子どもが不満を持つ理由と不満の解消法【教師は特に注意】

この前、Youtubeで炎の講演家 鴨頭嘉人さんと、OWNDAYS社長の田中修治さんの対談を見ました。
その中で、田中さんが「不満」について面白い話をしていたので紹介します。

不満を常に抱えて働く人と、生き生きと働く人は何が違うのか

一見、「当たり前だろ!」と言われそうですが、個人的に非常に心に響きました。

田中さんは、ある時「不満を言う社員」と「生き生きと仕事をする社員」がいる中で、最初は、「不満を言う社員」のために、「どうやったら頑張れる?」と一緒に社員と飲みながらコミュニケーションをとったりする中で、不満を徹底的になくしていこうと取り組んだそうです。

結果として、不満はなくならず、むしろ、不満は次々と出てくるのだそうです。

そこで、田中さんは生き生きと仕事をしている社員を観察したそうです。
すると、生き生きと仕事をする人たちの共通点に気づいたそうです。

それは「仕組みを理解した上で、納得できている」ということだったそうです。
つまり、生き生きと働く人たちは、もちろん不満はありながらも、自分たちが「なぜ自分の給料が安いのか」「どういうプロセスで給料が上がるのか」など、仕組みを理解し、納得しながら働いていたというのです。

そこで田中さんは「不満はあるけど、納得はいく状態って、人間は前向きになれる」と気づいたそうです。
ほとんどの会社の社員は、不満があるし、納得してないから、前向きになれないんだ、といっています。

これを受けて、田中社長は社員に対して、ありとあらゆることをオープンにしていったそうです。
「なぜあなたの給料はこうなのか」「なぜこの店の商品の品質はこうなのか」などを全てわかりやすく伝えたそうです。社長個人の給料明細、経費の詳細なども全て公開したそうです。そのうち、全社員の給料明細も後悔する仕組みにしたそうです。
また、人事においても、「なぜこの人がこの給料なのか」「なぜこの人が管理職なのか」など、密室人事を行わないことも徹底したといいます。そして、役職の決定も「社員による選挙」にしたそうです。

全て「納得できるように」田中さんが作った仕組みです。すごくないですか?笑

では、本当に「納得」がどれだけ大事なのか、考えていきましょう。

子どもが不満を抱える仕組み「学校教育」

学校に対して、生徒は不満を持つものです。

「校則とか何なんだよ」「髪型とか別にいーだろ」「制服とか意味ねーよ」「ケータイ禁止とか江戸時代かよ」

こんなこと、誰しも思ってきましたよね。
これも一つ一つ見ていけば、「納得できないから」ということに繋がります。

例えば、「校則」
髪型や制服、靴下の色まで、なぜ指定されるのでしょう。
先生方は学校で決めたガイドラインに従って色々なことを言います。

「受験の時もそんな格好で行くのか。お前のために言ってるんだぞ」
「学校はオシャレをしにくる場所じゃありません。」
「お前はその制服を着て、外へ出たら〇〇学校の看板を背負うことになるんだ。だらしなくするな」
挙げ句の果てに「そういう決まりだからだ」なんて言う人までいる始末。
最悪ですよね。納得できるはずがない。

何で?と思われても仕方ないことだらけですよ。

もちろん、制服は貧富の差がある地域にとって便利なシステムだったりするかもしれません。
髪型や身だしなみに気をつけて生活できる人間の方が、見た目だけでなく、内面も磨かれるかもしれません。

でも、もうその昭和な価値観で子どもたちを指導するのは無理じゃないですかね。

だって、色々なことが無理矢理な理由だから。
「何で学校来なきゃいけないの?スタディサプリでわかるし」って言われたら多くの教師は何て言うだろうね。

「いやいや、学校は勉強だけやりに来る場所ではないんだぞ。集団としての生活を・・・」
とか言い出すんじゃないかな。
そんなのも、もう自分がコミュニティを選択できる時代になってきてるじゃないですか。
オンラインサロンやSNSで同じことに興味を持っている人同士でオフ会やればいいし、自分からいくらでもコミュニティなんて選択できる世の中になってる。

子どもたちは目の前の教師が納得できないような説明をしてきたことに対して、もちろん納得できず不満を持つようになる。それが非行に走るかもしれないし、不登校になるかもしれない。

だから、学校の先生は子どもに対して色々なことを納得させるためには、本当に気をつけなきゃいけない。

教員も納得できていない。納得したような人は洗脳されてるか思考停止のどちらか。

でも、学校の先生が生徒たちに納得させるために気をつけると言ったって、限界はある。

まず、そもそも「校則とか意味ないじゃん」と思っている教員も多いと思います。
校則とか意味ないと思っている人たちが、子どもに納得させるために校則について必死に語ると思いますか?

きっと、校則について必死に語るような教員は、学校教育に洗脳されているか、自分が知っている価値観でしかモノを語れない人か、もう諦めて思考停止の道を選んだか、のどれかだと思います。

自分の意思があったら、「あいつの髪型が・・・」「あいつの服装を直させるために・・・」とか、どれだけ意味のないことに時間や精神を使っているかがわかるはずです。

とにかく、教師も納得できていない人はたくさんいるんです。
でも、OWNDAYSの田中社長のように、誰しも納得できるようなシステムにしてくれる人は学校教育の世界にはいません。まぁ、学校というシステム自体がそもそも会社のように採用試験があったりして、「求めてきている」ことが少ないですから、仕方ないのかもしれませんね。

どうして多くの人が納得していないのに、学校は変わらないんだろう。

なぜ、学校に対する不満が教師も生徒もたくさんあるのに、変わらないのでしょうか。

それは、田中社長のような、「既存の価値観を捨てる勇気」がないからだと思います。

例えば、「体罰」。
今でこそ、事件化したり、報道で取り上げられるようになりましたが、過去には当たり前のことでしたよね。
新入部員を訳もなく、先輩がボコボコにすることが当たり前の時代。
これ、新入部員は絶対辛いですよね。でも、きっと、自分たちが先輩になったら、新入生をボコボコにするのでしょう。この構図が、昭和から平成初期(いや、今も?)くらいまで本当に当たり前だった。

この、「自分がやられた不遇」は「次の世代にも味わせる」みたいな流れって、昭和の社会にも大きく影響を与えていたはずです。だって、社会を構成してきた人たちが、そんな経験を学校でしてくるのですから、社会人になっても、そう言った価値観を持ったまま生きていくんです。

「俺らの世代は〇〇は当たり前だった」ということによって、社会の成長スピードが遅くなる。
なぜか。それは何度も言うように、「納得できないし、不満も感じるから、前向きになれるわけがない」と言うことでしょう。

学校も同じです。
効率の悪いことが当たり前に残っていますいまだに紙媒体で全ての会議をやっている学校だってあります。もちろん、便利なシステムは使いません。なぜなら、それが「既存の価値観に当てはまらない」からです。

例えば面白いことがあって、「学級連絡網」ってありますよね?
今、学校現場って、「個人情報」を漏洩させてはいけない、とかなり敏感になってきています。

そしたら、学級連絡網って、あり得なくないですか?笑

だって、学級全員分の家庭の電話番号や、保護者個人の電話番号が掲載されているんですよ!笑

それを子どもが持って帰って、そのあと、家庭でどのような管理をされるのかわからないまま・・・
発行者は学校ですからね笑 リスク製造屋さん、って感じ。

しかも、効率が悪くないですか?緊急性がある連絡をする際に、電話してリレーしていくって・・・。
本当にLINEで一発でいいし、学校と家庭で同じ連絡アプリでも入れて、そこに情報流すって感じでいいのに。

そんなことしている学校は一部。多くはまだまだ紙の連絡網。
本当にこの先、学校は時代に取り残されていっちゃうんじゃないかな・・・。

だから、教師は生徒に納得してもらうことを意識すべき

児童生徒は皆、色々なことに「何で?」と思っています。
この疑問に対して、納得できないような回答を繰り返していくと、誰も信頼してくれなくなります。

いくら熱意があって、子どもに熱く語っても、納得できない内容であれば、
「こいつ何言っちゃってんの?大丈夫?」と心の中で思われてしまいます。

だから、まずは「今から生徒に言おうとしていることを、自分だったら納得できるか?」と常に自問自答すべきだと思っています。

その中で、自分自身が納得できないことがあるなら、その話をする必要はありません。子どもに不満を感じさせるだけです。


自分自身が納得しながら生きることが、まずは第一歩ですね。
私も頑張ります!

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